「ひきこもる」って???

心のsos…
これを無視し続けたら最悪、
死ぬことだってあります。

そして籠(こ)もることで自分を守り、再生の準備をしていければいいんですが……。

今でもひきこもることは、人によって、状況によって必要だと強く思っています。
そこで「ひきこもる」と言うことを改めて考えてみたいんです。


目次

◯安全にひきこもる
◯ひきこもる理由…???
◯安全にひきこもる方法とは?

“安全にひきこもる”を考える


僕がなぜひきこもりをはじめたか?

「仕事を休職している内に、
知らぬ間になっていた」

とういのが正直なところなんです。

理由は…はっきりしませんが、
これから少しずつ向き合って行こうかなと思っています。
そして、ひきこもった最初の時期はそれなりに快適に過ごせていたんですが、

月日が経つにつれ→
人と関わるのが怖くなり→
社会と関わりたくなくなった
(TVでは特に情報番組が見れなくなる等のことが強くなっていきました)

そしてそれは決して楽しい毎日ではありませんでした…

ひきこもる理由…???

「人がひきこもりたくなる」には
それ相応の理由があると思います。

その理由を自分で気付いてる人もいれば、
わからない人もいるんではないでしょうか。 

やれ
・自分を守るため(心と体)…
・社会が怖くなった…
・人が怖くなった…
・生きる気力が無くなった…
・わからない…
・考えたくない…
 その他諸々、、

人によって
本当に色々な理由があると思います。

「人の心、海よりも深し」と言いますが、

僕は
「人の心は海どころか、宇宙の如し」

と感じていて、
それぞれの“宇宙”があり、
それこそ計り知れません。

人ってそんな簡単ではありませんよね…





僕がこのページを作ろうと思ったのは
「早く社会復帰しましょう」とか
「仕事しましょう」とか、
そんなことではなくて、

“ひきこもる”

とはいったい何なのか?

なぜ続けていると、だんだん楽しくなくなってくるのか?
そして、ひきこもりをもっと健康的に生きていけないだろうか?

とういう事を考え、みんなでシェアしたかったからです。

ひきこもるのは

「最初のほうは結構快適」

なんですが、長期になると快適とは言えなくなって来ることも多く、少し注意が必要になってくると思うんです。

そこで

「落とし穴(うつ病になる等)」

にはまらないよう、
色々な提案を僕の経験を交えつつ考えていきたいと思います。

「もうすでに長期間ひきこもってるよ」という皆さんも、よろしければ一緒に考えて頂ければ助かります。

“安全に”ひきこもる提案

〈まずは「自分自身を大切にする」のを基本と   した上で〉



提案 その①
『なんらかのコミュニティーには繋がっとく』 
    ※コミュニティーとは人とのつながり

いきなり
「それが難しいから困っとるんじゃ」

と怒られそうなんですが…
確かにそうです、僕もそう思います。

あくまで、いきなりすると云うのではなく、
まずは徹底的にひきこもる(自分を守る)ことが基本で、
その後それが停滞し“苦しくなってきたら”という前提です。。

この①は最終奥義といってもいいくらいのもので、最も難しいかも知れません。

また、“ひきこもる”という事と一見対極にある事でもあります。

でもうまく取り入れると、最も効果的でもあるとも思いますので、あえて最初に提案してみました。

なぜなら僕は、
人は繋がりが薄れると病んでいきやすいと経験上思っています。

少し小難しい言い方ですが、心理学では

「自我(自分の心)は
     他者との交流で形成される」 

という考え方があります。

人に傷つけられる事もありますが、人によって元気をもらったり勇気づけられたり、
新しい考え方を得たりした経験は皆さんにはありませんでしたか?

だから、ほとんど誰とも繋がっていないのが長期化すると、毎日が楽しくなくなって来ました。

ですから長期化してても、自我の安定を保てるように何らかの繋がりが、
できたら家族以外に1つはあれば助けになると思います。

僕の場合、その1つは、長いこと妹くらいだったんです。

でも後々ある事がきっかけで、役所の福祉相談員の人と月に1、2度お話しするという繋がりを得たんです。

提案 その②
   『たまには外に出てみる』

これも「それができんから困っとるんや」
と怒られそうですが…書いてみます。

僕の場合、
連続で全く家を出ないと言うのは1ヶ月位までだったと思います。
それでもその後、家の外に出るのは
かなり嫌でした。

ですから何年も出ていない方は、より負荷のかかることと思いますので
軽々しくは言えないんですが、、

僕の時は1度出るとその後は少しずつですが慣れていきました。

あい変わらず出るのは好きではありませんでしたが、
また出られるようにはなっていったんです。

最初は人目の少ない夜に、ちょっと空気を吸いに出るくらいでした。
自分のテリトリー(生活空間)が広がった感じがして、少し安心できた気がしました。
(女性は夜出歩くのは注意して下さい)

何につけその気になれば「家から出られる」というのは、
少し心に余裕が生まれるかもしれません。

出られる様になってからは、もっぱら図書館に行っていました。。
(トレーニングみたいなもんなので最初は疲れますが)



提案 その③
   『ささやかな楽しみを見つけておく』

これも“うつうつした気分”が続いているときは難しいんですが、
僕の場合は「ゲーム」でした。

それも二昔前のレトロゲームです。
本当に捨てずによく残しておいたと思います。

今思うと「あの時のために神様が僕にゲーム機を残しておいてくれた」
とさえ思えてきます。

ものすごく熱中して楽しめたわけでは
ありませんが、それなりに時間をやり過ごすのを助けてくれました。

そのゲーム機は
今でも現役で大切にしています。



提案 その④
   『家族とは少しは言葉を交わす』

これも難しいですね。
自分で書いててなんですが、
さっきから難しい提案ばかり言ってますね。。なんかすいません。
でもとにかく書いてみます。

僕の場合これは両親になりますので、とてもに難しいことでした。
特に母を殺してやりたいほど
憎んでいましたから…。

ただ愛憎一如という言葉が
仏教にもあるように、
親への愛が深いゆえに、
その裏返しで憎しみも凄いものになったのかも知れません。

ですから1から100まで憎みきれないないのだけれど、殺してやりたいとも思う、
と云う、どっちつかずで僕の心は引き裂かれて苦しんでいたんです。

とにかく同じ家に住んでいる人間を避け続けるのって、結構なストレスになります。
そしてお互いに消耗していきます。

だから多くを話す必要はないんです。
(喧嘩になる事も多いですしね)

アイサツ程度はしておいて、少なくとも家の中で顔を合わすストレスを少しでも下げる工夫は生活を楽にする助けになると思います。

もし一人暮らしの方なら、
一番身近な関わりのある人(自分の世話を助けてくれる人等)とは無理のない範囲でもう一歩コミュニケーションをとっていけないでしょうか。
それは自分の生活を楽に過ごしていくことに繋がっていくように思います。

とにかく、家の中で人を過剰に避けなくてもいいように環境を作っておく事で、お互いがほんの少し“楽”になれるんではないでしょうか。


と、4つの提案をしてみたんですが、、、

安全に、健康にひきこもるための提案
ができた自信は正直ぜんぜんありません。
(今の僕はだいぶ元気になっており、当時の気持ちや感覚を忘れている部分もあるからかも知れません)


このページはこれで完成というわけではなく、
今後も更新していければと思っています。

僕があくまでも個人的にですが言えることは、
今でも半分ひきこもっていると思っていますが、

「“人とつながった”ことで“楽しく生活することにも徐々につながった”」
と言うことです。

このページを訪れてくれた方で、ご意見等がありましたら、
どうぞお気軽に書き込んでいってくだされば嬉しく思います。

そして…

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